ジョギングダイエット

走るのが好きな人におすすめなのがジョギングして痩せる、
ジョギングダイエット。
ジョギングは、ランニングとは違って、
「1マイル(約1.6km)を9分より遅いペースで走る」といわれる
無理のない走法のことを言います。

ジョギングのペースは分速約178m。ゆっくり走っていくペースです。
走るのはつらい、という人は最初は
ウォーキングから始めていきましょう。
ウォーキングでもダイエット効果あります。

ただウオーキングとジョギングを比べると、
ジョギングの方がダイエット効果断然あり。

ジョギングは有酸素運動ですから、
運動開始から15分くらいから体脂肪が
エネルギーとして消費されていきます。
スピードをあまり出さなくても、
ウォーキングの2倍近いエネルギーを消費します。

ジョギングダイエットの効果をあげるのに大切なのは、
スピードや距離でなくて、時間。
体脂肪は運動開始後約 15分から使われ始め、
その後の運動時間が長ければ長いほど
エネルギーとして使われるからです。

実際には20分程度から1時間程度の範囲内で
自分の体力に合わせた目標時間を設定しましょう。
そして出来るだけ頻繁に行うこと。
頻繁にジョギングをすることで、
カロリー消費とともに基礎代謝を高め
ダイエットをより効果的にしていきます。

ジョギングウェア

ジョギングの時にはシューズとともにジョギングウエアにもこだわりたいもの。
ジョギングを長く続けていくために、好みのジョギングウエアでそろえると、
ジョギングをするのも楽しくなり、長く続けられるかも?

快適にジョギングを続けるためにもジョギングウエアは
季節にあったものをそろえていきましょう。

ダイエットを意識して、ウインドブレーカーを着て、
汗びっしょりでジョギングされる人もいますが、これは危険。
ウィンドブレーカーは通気性はよくなく、
放熱がされないために体温が上昇しますし、
水分不足になって脱水症状になることもあります。

ダイエットのためにとジョギングウエア代わりに
サウナスーツを着る人もいますが、これも危険。
サウナスーツなどは脱水症状を起こしやすくなるので、注意しましょう。

靴下は季節を気にしなくて良いと思いますが、
出来ればランニング用の通気性の良い ものがおススメ。

ジョギングウエアは季節によって変えることもおススメします。
春、秋は気温的・季節的に同じものでも構いません。
春・秋は長袖のTシャツとロング/ハーフタイツ
または 一般的なトレーニングウエアの上下など。
夏は熱を逃がすようなウェアを。

また、ジョギングウエアではありませんが、夏には帽子を忘れずに。
冬では保温に注意しましょう。
防寒を考えると、
冬ではウィンドブレーカーや手袋、帽子などをつけましょう。
手袋・帽子とあなどるなかれ。
やはり防寒具。暖かいものです。

雨が降っている場合も、
帽子、ウィンドブレーカー、カッパ等を着用して、
保温に努めましょう。

ジョギンググッズ

ジョギングでダイエット。
ジョギンググッズにもこだわるぞ、という時、
ジョギンググッズでこだわってほしいのはジョギングシューズ。

ジョギングで足を痛めないようにするために
良いジョギングシューズが必要です。

ジョギングするだけだから、テニスシューズでいいや、と思っていると、
足を痛めることもありますので、注意。

ジョギングの時には足に体重の6倍の力がかかっています。
特に注意したいのが、着地の時の衝撃。
ジョギングで着地の衝撃を和らげるためにも
厚みのあるジョギングシューズが必要です。

底の薄いシューズも出ていますが、
底の薄いシューズはスピード重視の設計となっており、
履きこなすには日ごろの訓練が必要。

膝や腰を痛めないためにも、
シューズはクッション性を重視して購入しましょう。
また、足にまめを作らないためにも、靴の中でずれないものがおススメ。

ジョギングシューズはジョギングの時に用いるもの。
走ると靴の中で足は伸縮しますから、
購入の際には実際に履いてみて、ピッタリしすぎず、
かといって足が屈曲したときにずれない程度のものを選びましょう。

チェックポイントとしては、シューズの底の厚さ、通気性、
かかと、つま先、アーチサポート。

底の厚さは上記に述べたとおり。
通気性は足が蒸れるとマメできたりするためチェックが必要です。
かかと、つま先はジョギングシューズが
足にあっているかどうかのチェックポイント。
かかとはヒールカップにきちんと納まっていること。
つま先は1cmほどの余裕があり、
足の指が楽に動かせることを見ていくと良いでしょう。
アーチサポートが土踏まずにフィットしていることも大事です。

ジョギング効果

ジョギング効果はジョギングを続けていけば徐々に出てきます。
できれば毎日続けていくと良いでしょう。継続は力なり。

時間もないし、毎日はジョギングできないという人も、
自分の無理のない範囲で続けましょう。
自分の体調を考えて、週3回程度を目安にし、
長く続けることがジョギング効果を出すために大切です。

ジョギングを長期に続けていくことで、
基礎代謝の良い体を作ることができます。

始めのうちはなかなか効果も出ず、なれていないので、
やめたーいと考えがちですが、
そこを乗り越えてこそ引き締まった体を手にすることができます。

また、ジョギングにはダイエットのほかに健康にも効果的なのです。
ジョギングをすることで、毛細血管へ酸素が送られ、
血液の巡りが良くなるため、成人病の予防にもなります。
足腰が鍛えられるので、年齢による筋肉の衰えの
スピードを遅らせることも出来ます。

ジョギング効果で健康な体をGET。
ただ、ジョギングのしすぎには注意。

能力以上にペースを上げて走ると酸素の供給が追いつかなくなり、
筋肉や血液中に疲労物質の乳酸が蓄積されます。
乳酸が多く蓄積されると、疲れとなって出てくることも。
ジョギングの悪効果もあるので注意。
自分にあったペースで、楽しくジョギングしていきましょう。

ジョギングで汗をかくことによって、
爽快感が味わえストレス解消になるというジョギング効果もあり。
ジョギングすることが重荷になってしまっては逆効果。
ゆっくり楽しんでジョギングを続けていきましょう。

ジョギング消費カロリー

ジョギングでダイエット、と考えた時に気になるのが
ジョギングの消費カロリー。
ダイエットでは消費するカロリー気になります。

ジョギングで消費されるエネルギーは10分で
約90キロカロリー(体重50キロに対し)くらい。
体脂肪1キログラムには、約7200キロカロリー
ありますので、単純に計算していくと、
体脂肪1キログラムを消費するのに800分。

他にジョギングの消費カロリーを計算する
簡単な方法があります。
ジョギングの消費カロリーはスピードに関係なく、
消費カロリー(kcal)= 体重(kg) * 距離(km)。

さすがにすぐにダイエット効果が出てくるわけではありません。
ただ、ジョギングを続けていくことで、
基礎代謝が上がった体を作ることができます。

そして、ジョギングでカロリー消費。
健康的な体を作っていくため、
最低でも1カ月はジョギングを続けていきましょう。

体重もなかなか落ちないので
目に見えた効果も見られないため、
「やーめた」とくじけがちですが、
これからのダイエットの基礎、と考えてがんばりましょう。

最初の3週間を越せば、余計な肉が落ち、筋力も付いてきます。
走るタイミングは、一番エネルギーを消費しやすい朝食前か、
空腹時がオススメです。

ダイエットの効果をあげるために
食事療法を併せていくのも良いでしょう。
一日の必要摂取カロリーの計算の目安は
体重に25~30を掛けた数字となります。
摂取カロリーに応じた食事をとっていきましょう。